かっこいいデザインテイストといっても様々なテイストがあります。
インダストリアル・ラフ・ヴィンテージなどひっくるめて男前などともいわれていますが、一体どうやって作ればいいんだろうっておもいますよね。

私が考える簡単な方法は、素材を選ぶってことです。

インダストリアル
アイアンの商品を取り入れる。

ラフ
OSB、ラーチなどの素材を使う。

ヴィンテージ
古材を使う、ヴィンテージ家具を配置する。

かっこいい系
ダーク色を使うなど種類は様々です。

どの素材を使うかによってつくりたいテイストに近づけていくことができます。

いろいろな素材をうまく合わせながら使っていくことでさらに上級なデザインになっていきます。

そして、かっこいい系のテイストにするために万能な素材としてコンクリート、モルタルがあります。この素材は存在感はあるけど主張しすぎないという優れものです。もちろん主役を取ろうとおもえば取れてしまいます。

人気のかっこいいテイストとそのポイントをご紹介します。

　インダストリアル

Point
①照明器具：工業系の照明
②テーブル：アイアン脚の
　　　　　 ヴィンテージ風天板
③床　　　：モルタル風フロアタイル
④室内建具：アイアン風建具
⑤天井・壁：グレー

工業的な雰囲気を出すために無機質な素材を使うことで、よりリアルになります。さらに、古材などを使うと、温かみが増します。

　ブルックリン

Point
①照明器具：工業系の照明
②テーブル：ヴィンテージ
③床　　　：モルタル風フロアタイル
④窓　　　：アイアン
⑤壁　　　：ヴィンテージレンガ

ブルックリンはインダストリアルにアート的要素が加わり、自由な感じになります。

　ヴィンテージ

Point1
①照明器具：ヴィンテージ風照明
②テーブル：アイアン脚の
　　　　　 ビンテージ風天板
③床　　　：ヴィンテージ風フロア
　　　　　 古材等
④室内建具：ダーク色・ブルーグレー色
⑤天井・壁：トーンを暗めに

ヴィンテージは、部屋のトーンを暗めにしてヴィンテージ家具を配置することでそれらしくなってしまいます。(アメリカン)ヴィンテージ風皮のソファーがあると雰囲気が出ます。

Point2
①アメリカンヴィンテージは、アメリカンヴィンテージ家具をいれて壁色をダークに。
②北欧ヴィンテージは薄いグレーを使った部屋のトーンに、北欧ヴィンテージを置くとよい雰囲気に。
③家具によって全く違うイメージに。

　ラフ

Point1
①照明器具：かっこいい照明
②床　　　：きれいめではないもの
③天井・壁：ラーチ
④棚　　　：ラーチ合板24mm

Point2
①天井や壁に木の素材を使うとよい。ラーチ・ラワン・OSB等　貼り方によって雰囲気を変えられる。
②造作家具や棚なども同じ素材感の厚みのある合板を使うと統一感が出る。

　カリフォルニア

Point1
①照明器具：かっこいい照明
②床　　　：オークラスティック等
　　　　　 (少しヴィンテージっぽい）
③天井・壁：白ベース・アクセント壁、
　　　　　 木を貼り、白塗装
④家具　　：アメリカン

Point2
①白ベースにしてアクセント壁に海色を入れたり、ソファーを青系にしたりすると雰囲気が出る。
②壁天井を板張りにし、白塗装をする。
③梁を出し塗装するとさらにかっこよく。
④家具、小物、サーファー系の物を配置するとよい。

上記で紹介したどの事例もテイストに合わせた家具を配置しています。

部屋のテイストを考えると同時にどんな家具が好きか、どんな家具を入れたいかでつくるスタイルを考えていくこともとても大切だということです。

創り出す空間に何を配置するかで、つくりたいテイストが出来上がります。

逆にどんなに素敵な空間をつくったとしても配置する家具や小物がアンバランスだと、まとまりがなくなってしまうおそれがあります。まずは楽しみながら考えることが大切です。

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