2023/02/09

vol.02 リノベーションと住宅ローン

vol.02 リノベーションと住宅ローン

こんにちは。
エコハウスの関野 哲也です。

本日も「リノベーション講座」をお送りいたします。

vol.01 リノベーションで叶える!ガラッと間取りを変更
vol.02 リノベーションと住宅ローン
vol.03 センスのよい家にするには
vol.04 リノベーションで自分らしいインテリアを実現!
vol.05 リノベーションと税金
vol.06 カッコいい系リノベーション
vol.07 目に見えない部分(耐震・断熱・床下)
vol.08 提案で気をつけていること
vol.09 家事動線
vol.10 おすすめ設備
vol.11 おすすめ素材
vol.12 コストを抑えて個性的なリノベーション
vol.13 DIY
vol.14 お手入れ・メンテナンス

失敗しないローン計画

今、住まいづくりの選択肢のひとつとして定着してきたリノベーション。

現在お住まいの住宅を自分の思いどおりの住空間にリノベーションしようと考えていても、高額な費用に不安を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

自己資金でまかなうことが難しい場合、リノベーションにもローンを利用することが可能です。資金面での不安を少しでも払拭していただけるよう、リノベーションのローンについてご紹介します。

リノベーションで使うことのできるローンは、おもに「リフォームローン」「住宅ローン」の2つです。

「リフォームローン」は、リフォーム専用のローンのことで、所有している自宅をリノベーションする場合はもちろん、新たに住宅を購入してリノベーションをする場合にも利用できます。

有担保型と無担保型がありますが、有担保型はリフォームローン単体ではあまり種類がなく、多くは無担保型のローンです。

そのため、自宅に抵当権をつけて借り入れを行うことが主流の「住宅ローン」などに比べると、金利が高めとなっています。

リノベーションローンと呼ばれる商品も、基本的にはこのリフォームローンのことです。

「住宅ローン」は、住宅の新築・購入を目的として借り入れるローンのことです。自宅や土地に抵当権を設定するため、借入期間が長く金利が低いのが特徴です。

リフォームローンと住宅ローンでは、金利でみれば住宅ローンがお得ですが、その分審査が厳しいなどの側面もあり、実際にどちらが適しているのかは、その他の条件や目的によっても変わってきます。

リフォームローン

リフォームローンのメリット/デメリットを以下にまとめました。

 リフォームローンのメリット

比較的審査が通りやすい
一般的に住宅ローンなどに比べると審査の基準が緩く通りやすい傾向にあります。審査期間も1~5日程度と短めです。

無担保型が多い
リフォームローンは担保がなくても融資を受けることが可能です。

 リフォームローンのデメリット

借入限度額が小さい
借り入れの上限が500~1,000万円までのローンが多く、リノベーションの内容によってはすべてを賄えない場合もあります。

返済期間が短め
返済期間は最長でも15年程度のため、その分毎月の返済額が多くなります。

金利が高い
平均の金利が年2~5%と高めです。

住宅ローン

住宅ローンのメリット/デメリットを以下にまとめました。

 住宅リフォームローンのメリット

借入限度額が大きい
最大1億円程度までと上限を大きく設定しているローンが多いです。
実際にどのくらい借りられるかは収入条件などにより異なります。

返済期間が長い
返済期間は最長35年あり、長いスパンで少しずつ返済することが可能です。

金利が低い
固定型でも年0.8~1.8%程度と金利が低く、変動型では年利0.6%前後を推移しています。

 住宅リフォームローンのデメリット

審査が厳しい
収入その他の審査要件が厳しく、審査期間も長めの傾向です。
一概には言えませんが、通常1~2週間程度です。

持ち家をリノベーションする

すでに所有している自宅をリノベーションする場合は、住宅ローンの残債有無により変わってきます。

 住宅ローンが残っている場合

最近はリノベーション費用のみでも住宅ローンの対象としている金融機関も増えてきました。

しかし、その場合であっても、ダブルローンを組むには相応の返済能力が必要であり、ダブルローン自体も取り扱いのある金融機関が限られるので、リノベーション費用を住宅ローンでまかないたい場合は、残債分とあわせて他の金融機関へ借り換えを行うのが現実的です。

借り換えには取扱手数料など新たに費用も発生するため、リフォームローンを借りるよりもお得なのかは慎重に見極める必要がありますが、金融機関によっては借り換えの金利を優遇していたりと、住宅ローンの見直しにより結果的に費用をおさえられるケースは多いようです。

 住宅ローンの返済が終わっている場合

上述のとおり、最近の金融機関では、リノベーション費用のみでも住宅ローンの対象としているプランが多くあります。それらの金融機関から、新規で住宅ローンを組むことでリノベーション費用の調達を行います。

リノベーション費用のほか、保証料や登記費用などの諸費用やお引越し費用もローンに含めることが可能です。

ご相談はお近くのお店まで

エコハウスでは、店舗所在地からクルマで45分以内に施工エリアを限定させていただいております。女性プランナーを中心に、地域密着で対応させていただいておりますので、お気軽にご相談ください。
公式LINE、ホームページからご予約いただけますと、最寄りのお店にて対応させていただきます。

エコハウスに相談する

人気記事ランキング

アーカイブ